膝蓋下脂肪体の肥大や腫脹をきたす病態をホッファ病と言います。
膝蓋下脂肪体とは、膝蓋腱(膝蓋靭帯)の深層にある脂肪の塊です。
この膝蓋下脂肪体は膝関節の外傷や、繰り返される機械的刺激が加わることで、
炎症(結合織性の増殖による腫脹)が生じ、脂肪体の線維化が起こり、柔軟性が低下します。
結果として、大腿脛骨関節や、膝蓋大腿関節で脂肪体の挟み込みが生じ、
痛みとして症状が出現します。
膝蓋靭帯の両サイドに腫れたり、その部分を押さえると痛む(圧痛)といった症状がみられます。
スポーツや長時間の歩行などによる膝の負担を避けることが重要です。
治療はアイシング、電気治療、はり治療が有効です。
治療は長期間に及ぶ場合もありますが、根気良く治療しましょう。
ホッファ病(膝蓋下脂肪体炎) 膝の痛み まえむら鍼灸整骨院 八尾市