坐骨神経は、体の中で一番大きな末梢神経で、お尻からももの後面を通り、
膝の関節の上あたりで外側と内側の2つに分かれ、それぞれ足の裏まで続いています。
お尻、太もも後面、下腿外側や後ろ(ふくらはぎ)、足先あたりまで痺れや痛みをきたす症状を
発症するのが坐骨神経痛です。
坐骨神経痛とは、「病名ではなく、その症状の名称」です。
座骨神経痛の原因は腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などが挙げられますが、
特に原因がなく座骨神経痛を発症することもあります。そのような場合は冷え、ストレスなど
が影響している事も考えられます。
治療法としては、圧迫されている神経が出てくる穴を広げるために、腰椎の調整を行います。
その他、ストレッチ等の運動療法も行います。
坐骨神経痛全般に対しては、鍼灸治療が有効です。
神経性のしびれ等は、普通の痛みとは違い、症状が軽減するのに2~3ヶ月かかることが多いです。しっかり治療を
続けることが大切ですので、がんばって治療しましょう。
坐骨神経痛(お尻、太もも、ふくらはぎの痛みやシビレ)まえむら鍼灸整骨院 八尾市